筑前煮

お弁当

こんにちは。

家庭料理かていりょうり定番ていばんの一つ筑前煮ちくぜんにを作ります。

鶏肉とりにく里芋さといも人参にんじん蓮根れんこん、干し椎茸しいたけがありましたので利用します。

あれば、こんにゃくやゴボウを加えても美味おいしいです。(今日は買ってなかったので)

薬膳やくぜんでは、鶏肉、干し椎茸は気を補う食材。

里芋は化痰類かたんといって、特にお腹の調子ちょうしが悪いために余分よぶんな水分がまる事よって起こる不快ふかいな状態がある時に、良く使われる食材です。

蓮根は加熱して胃腸の働きを改善し、食欲増進しょくよくぞうしんや貧血などに使われます。生では余分な熱をとったり、血の流れの滞っている場合に利用されますが、通常は火を通す事が多いですよね。

まずは材料を食べやすい大きさにカット。

干し椎茸は水でもどしておきます。戻し汁も、勿論もちろん出汁だしとして利用します。

里芋は塩を入れたお湯で軽く湯がいて、水洗いし、ぬめりを取っておきます。

気をめぐらせる目的で、作った陳皮ちんぴを加えて香りもアップさせます。

まずは材料を食べやすい大きさにカット。(にんじんは皮ごと使ってください)

鍋にごま油を入れ、鶏肉を軽く炒めます。

にんじんを加えてさらに炒めたら、他の材料と椎茸の戻し汁、だし醤油しょうゆとみりんを加えて味を整え、落しぶたをして、時々混ぜながら火を通します。

最後は少し煮詰につめて照りを出せば出来上がりです。

お醤油とほんの少しの陳皮が効いて、食欲そそる煮物ができました。

読んでいただきありがとうございました。

皆さんの養生の参考になれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました