今日は秋分の日

中医学

こんにちは。

今日は二十四節気にじゅうしせっき秋分しゅうぶんの日です。

彼岸ひがんは20日から26日ですので、ちょうど中日ちゅうにちにあたります。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、秋分の日は昼と夜の長さがほぼ同じになり、陽気ようき陰気いんきが入れ替わる日です。

暑くもなく、寒くもなく、調和のとれた状態と考えられます。

食養生もそれに合わせ、陰陽いんようのバランスのとれた食事をしていきましょう。

秋は臓腑ぞうふでいうと肺にあたります。

肺は潤う事を好み、乾燥を嫌います。

体を潤す滋陰類じいんるいの食材がお勧めです。

滋陰類

いちご・小松菜・アスパラガス・白きくらげ・松の実・百合根・胡麻・卵・豚肉・馬肉・牛乳・乳製品・アワビ・牡蛎かき・ムール貝・ホタテ貝・クコの実など

肺を潤す働きのある滋陰潤肺じいんじゅんぱいの働きがある食材も良いでしょう

にんじん、百合根、きび、柿、杏仁、豆乳、白きくらげ、松の実、白ごま、卵

気を整えていくことも大切ですので、補気類の食材も合わせて利用します。

補気類

米(うるち米・もち米、オートミール・長芋・じゃが芋・さつま芋・カボチャ・キャベツ・カリフラワー・インゲン豆・椎茸・栗・桃・鶏肉・牛肉・鰻・どじょう・鯖・鰹・鰯・鱈・鱸・蜂蜜・なつめなど

肺はデリケートな臓腑で、気の動きを調節し、呼吸や水分の代謝をコントロールする働きがあります。

外邪がいじゃ(自然界の邪気)が侵入すると、この働きが弱くなり、気管支や呼吸機能のトラブルなどが起こりやすくなります。

コロナウイルス、インフルエンザも流行っているようですので、気を付けて過ごしたいものです。

読んでいただきありがとうございました。

皆さんの養生の参考になれば嬉しいです。

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