今日は処暑

中医学

こんにちは。

今日は二十四節気にじゅうしせっき処暑しょしょです。

厳しい暑さがとうげを越す目安とされます。

少しずつ涼しい風が感じられるようになり、朝夕は過ごしやすくなってきます。

いくらか暑さもおさまり、残暑ざんしょの疲れが現れてくるころです。

早めに体調回復して、実りの秋に備えたいですね。

この時期は、疲れた体に元気を補うための補気類ほきるい、たくさん汗をかいて、乾いた体を潤す滋陰類じいんるい養血ようけつるい、体にまだ熱が残っているようなら清熱類せいねつるいの食材を取り入れていきましょう。

滋陰類

いちご・小松菜・アスパラガス・白きくらげ・松の実・百合根・胡麻ごま・卵・豚肉・馬肉・牛乳・乳製品・アワビ・牡蛎かき・ムール貝・ホタテ貝・クコの実など

養血類

にんじん・ほうれん草・落花生・ぶどう・ライチ・豚レバー・豚ハツ・豚足・イカ・タコ・赤貝など

清熱類

あわきび・小麦・大麦・緑茶・セロリ・白菜・水菜・ジュンサイ・苦瓜にがうり・きゅうり・ズッキーニ・トマト・緑豆・豆腐・湯葉・こんにゃく・すいか・バナナ・りんご・キウイフルーツ・マンゴー・メロン・しじみ・蟹など

五行学説ごぎょうがくせつでいうと、秋は金、臓腑ぞうふでははい・大腸に当たります。

肺はきれいな物を好み、もっともデリケートな臓です。

乾燥が苦手で、潤う事が好きです。

肺を潤し、のどの乾燥や咳を防ぎ、呼吸機能を正常に保ち、お通じを順調に保つことが大切です。

今の時期お勧めの食材は、旬のなしです。

みずみずしくて美味しいですよね。私も大好きです。

梨は体の余分な熱を取り、肺を潤し、痰を取り除く化痰かたんの働きがあります。

薬膳では、熱くて口が乾いているような時、咳が出る時やのどの痛み、便秘などで使われます。

他にも海藻類かいそうるい浅蜊あさり、クラゲ、豆乳、銀杏ぎんなん、びわ、柿、羅漢果らかんかなども利用してみてください。

読んでいただきありがとうございました。

皆さんの養生の参考になれば嬉しいです。

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