こんにちは。
毎日さむいですね。
皆さんはお変わりなく過ごされていますか?
風邪かな?と思ったら、まずは無理せず、温かくして過ごしてください。
症状が続いたり、重くなってきたらコロナの抗原検査キット、もしくは受診して検査しましょう。
コロナにかかっている方も多くなりましたが、インフルエンザの方もいらっしゃいます。
ところで、風邪(かぜ)を引くと何気なく言っていますが、病気は罹るというのに、なぜ風邪(かぜ)は「引く」というのでしょう。
調べてみると、これは風邪(ふうじゃ)という邪気(病気を起こす悪い気)を体の中に引き入れてしまうために、体調を崩すと考えられていたためのようです。
中医学の考え方で、この邪気というのは病気を引き起こす原因で、自然界にあるのが外因と言います。ちょっとわかりにくいですね。
言い方を変えれば、外因とは季節によるもの、例えば寒い、暑い、風が吹く、湿気など季節によって起こるものと、コロナやインフルエンザなどの伝染病などの事です。
こう言い換えればなんとなく納得です。
同じ季節でも、いつも元気な人と、また風邪(かぜ)引いたの?と言われる人がいますよね。
これは正気と邪気の戦いで、どちらが強くなっているかという事のようです。いつも元気な人は正気がしっかりしている状態なのでしょう。
この正気というのは病気に対しての防衛能力と自然環境の変化に対する調節能力のことです。
勿論それだけでなく、ストレスなど、もともとの体調も大きく関係しています。
なるほど。ご飯をしっかり食べて、朗らかで、いつも精力的で冬でも厚着せず、夏バテしたことない、風邪なんて何年も引いていない人、身近にいませんか(笑)
これは流石にむりですが、食事で身体を整え、睡眠不足などで免疫力を落とさないようにして、風邪(ふうじゃ)を引き入れない身体にしていきましょう。
冬風邪、特に寒気があるような場合は体を温め、発汗を促すような食材を使います。
まずは辛温解表類と言われる葱や生姜・大葉・香菜など。体を温め発汗を促すことで、風邪の引きはじめなどに使います。
その他に、体を中から温める胡椒・山椒・唐辛子・フェンネル・シナモンなどの香辛料を少し使ったり、にらや鮭、鯵など使うのも良いでしょう。
体が弱っている時は、消化の良いものにしてください。
今日は消化も良く、体を温めるように、お粥を作りました。
お米から炊くのも良いですが、体調が悪い時は手抜きも大切。
冷凍してあった残りご飯を鍋に入れ、水、生姜の千切りをたっぷり(冷凍ストック)、乾燥ホタテの貝柱を加えてコトコト炊きます。

鳥ガラスープで味を整え、葱(冷凍ストック)、すりごまをトッピングして出来上がり。
体がホカホカしてくるお粥が完成しました。
読んでいただきありがとうございました。
皆さんの養生の参考になれば嬉しいです。
コメント