こんにちは。
今日はきくらげの卵とじを作ります。
ご飯のおかずに良し、おつまみに良しの万能おかずです。
きくらげは、黒と白で働きが違います。
以前に紹介した白きくらげは、体を潤す働きがあり、滋陰類の食材です。
今回紹介する黒きくらげは、止血類といって、出血を止める働きがあります。
出血を止めるとは、どういう事?と考えてしまいますよね。
私も薬膳を勉強し始めた時は、普段出血なんてしないから、食べられないかなあ?などと考えていました
中医学では、血の流れが滞っている事を血瘀といいます。
黒きくらげは、この滞っている血の流れを改善することで、出血を止めるという働きがあります。
わかるような、わからないような・・・
そこで、薬膳の先生に伺った話をご紹介します。
川の氾濫をイメージしてみてください。
大雨で川の水が増え、流れが速くなり、堤防が決壊してしまうことがあります。
いくら堤防を高く積んでも、防ぎきれないことも。
そこで、支流を増やして、水の流れを他に分散し、水の流れを整えると良い。
なるほど!と、この説明で納得できました。
普段でもきくらげ食べられます(笑)
きくらげは便通をスムーズにする働きもありますので、潤す卵と合わせて便秘がちな私にピッタリなメニューです。
作り方
①乾燥きくらげはぬるま湯でもどして、硬い部分を切り取って、適度な大きさに切る

②葱は大き目の小口切りにする
③フライパンにごま油を入れ、まずきくらげを軽く炒め、葱を加えて火を通す

④鶏ガラスープ・めんつゆ各小さじ1(卵4個)、塩胡椒少々して、混ぜ合わせ、卵を流し入れる

⑤へらで大きく何回か混ぜて、半熟程度で火を止める(卵の硬さは好みです)

好きな方は三つ葉などトッピングしても、香りも良く美味しいです。
読んでいただきありがとうございました。
皆さんの養生の参考になれば嬉しいです。
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