気滞便秘・原因はストレス?

中医学

こんにちは。

便秘には原因によって色々なタイプがあり、対処法たいしょも変わってくるとお話しました。

今回は今まで書いた熱性便秘ねっせいべんぴとは違うタイプについて考えてみます。

便が出そうなのに出ない、便が細い、排便はいべんしてもすっきりしない。

お腹や胸のあたりがっている。

げっぷが良く出てスッキリしないし、食欲があまりない。

おならが出る。

舌をみると、こけがちょっとべたっとしている。

こんな方は、ストレスや運動不足で便秘になっているのかもしれません。

運動不足が原因の方は、まずは運動していただくのが一番。

問題はストレスが原因の方ですね。

ストレスをなくせ、といってもすぐには難しいですし、そもそも、そう言われる事自体じたいがストレスになってしまっては、元も子もありません。

まずは一度薬を使ってスッキリさせる事も大切です。

そのような時、漢方薬では麻子仁丸ましにんがんを良く使います。

麻子仁丸は腸をうすお排便はいべんうながします。

その後は、四逆散しぎゃくさん加味逍遥散かみしょうようさんなどを使って、気のめぐりを良くし、気が動かない気滞状態きたいじょうたいを改善することによって、便秘という表に出てくる状態を緩和します。

深呼吸しんこきゅうも大切です。

イラっとしたとき、うっと感じた時は、まずはひと呼吸おきましょう。

そして何回か、深く・ゆっくり呼吸をしてください。

気持ちよく過ごせる空間や香りを見つける事も大切です。

読んでいただきありがとうございました。

皆さんの養生の参考になれば嬉しいです。

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