梅雨は脾を大切に

中医学

こんにちは。

梅雨つゆは中医学の五行学説ごぎょうがくせつで土にあたり、脾胃ひいの働きが活発になります。

とは、脾臓の事ではなく、中医学でいう五臓六腑ごぞうろっぷの中の脾です。

脾の働きは、食べたものを消化吸収して、気や血や水を作りだし、全身に運び出す働きを担っています。

大地の恵みで育った物を、私たちは食物としていただき育っています。

脾も体に必要なすべての物を作りだしています。

脾の調子が悪ければ、当然体も不調におちいってしまいます。

特に、脾は乾燥を好み、湿気を嫌います。

水はけの悪い土地で、うまく植物が育たないように、湿が多くなると脾もうまく働けません。

では、湿を溜めないために、具体的に何に気を付ければ良いのでしょう?

(脾と考えると難しいので、消化機能と考えていきたいと思います。)

まずは蒸し暑いからといって、冷たい飲食ばかりにならないよう気をつけてください。

サラダやお刺身、冷たいそうめんなども体を冷やします。

お腹が冷えると動きが悪くなり、湿もまりやすくなってしまいます。

食べすぎ、飲みすぎも負担がかかります。

極端きょくたんに辛い物や酸っぱい物、脂っこい物にも気を付けてください。

テレビなどで大汗をかきながら激辛ラーメンを食べている芸能人の方をみると、つい心配になってしまいます。

体を健やかに保つために、バランスの良い食事をしていきたいですね。

読んでいただきありがとうございました。

皆さんの養生の参考になれば嬉しいです。

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