こんにちは。
散歩していると、たわわに実った柿の木を良く見かけます。
丁度今が旬で、美味しいですよね。

柿は晩秋を代表する果物です。
調べてみると、柿は日本や中国が原産地で、日本を代表する果物です。
実際、学名もDiospyros kaki(ディオスピロス カキ) 英語ではpasimonn(ゴルフクラブイメージですが・・)とkakiという表現が一般的なようです。
「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざもあるくらい、柿は栄養豊富です。
ビタミンCやβーカロテン、βークリプトキサンチン、タンニン、不溶性食物繊維が豊富です。
特にビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持のために、重要なビタミン。乾燥し、紫外線のダメージも受けやすい秋には大切です。かぜやインフルエンザ予防にも、粘膜を良い状態にしておきたいです。
またビタミンCはコラーゲンの合成にも必要です。
コラーゲンは肌に潤いや弾力を与えるだけではありません。
骨にも大切な要素です。
骨はカルシウムが大切というイメージがありますが、実はコラーゲンの骨組みにカルシウムなどがくっついて出来ています。
しなやかな骨組みであれば、少しくらいの衝撃では折れないですよね。
骨密度も大切ですが、骨組みの意識もしていきましょう。
薬膳でも柿は良く使います。
清熱潤肺、生津止渇、解酒解毒という働きがあります。
肺に熱が溜まり咳がでる、便秘、口の渇き、口内炎、二日酔いなどの時に利用されます。
ここまで書くと、柿は食べなくちゃ!
となりますが、注意していただきたい事もあります。
まずは消化が悪いという事。
胃の調子が悪い方は食べすぎないようにしてください。食べる時も、良くかむようにしましょう。
体の熱をとる働きがありますので、晩秋、寒くなってきたとき、冷えが強い方は気を付けてください。
旬でおいしい柿です。上手に利用していきましょう。
読んでいただきありがとうございました。
皆さんの養生の参考になれば嬉しいです。
コメント