こんにちは。
皆さんは食材の味を意識しますか?
苦瓜は苦い。生姜は辛い。レモンは酸っぱい。桃は甘い。
これはすごく当たり前と思っている味です。
でも海苔・白菜・豆腐・米の味は・・・・・・と言われると???
薬膳では味にも働きがあると考え、食材を六つの味に分類します。
酸味(酸っぱい・渋い味):引き締める・固める・潤す
苦味(苦い味):熱を取り、便通をよくし、胃の症状を改善。解毒・湿をとる
甘味(甘い味):疲れを改善、虚弱を補い痛みを緩和する
辛味(辛い味):体を温め、気血の流れを良くする。痛みを止める
鹹味(塩辛い味):血虚(血が足りない状態)・便秘を改善、利尿・固まりを和らげる
淡味(はっきりした味を持っていない):湿を取り除く、むくみ、下痢、腹部のつかえ感をとる
例えばレモンをかじるとブルっと震えがきて、毛穴がひきしまって唾液がでる。とか・・
夏の暑い日はゴーヤチャンプルーの苦味は美味しくて食が進む・・・とか
疲れたーという時は甘い物が食べたくなる・・など
味を想像しながらメニューを考えても面白いと思いませんか。
ちなみに冬は、潤し補い温める甘味・酸味・鹹味、辛味がおすすめです。
読んでいただいてありがとうございました。
皆さんの養生の参考になれば嬉しいです。
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