こんにちは。
季節としては、夏もそろそろ終わりに近づいてきましたが、まだまだ暑さは続いています。
この時期は暑さで溜まった疲れが一気に出てきて、体調を崩しやすくなります。
何とか体調を整え、気持ちよく過ごしたいものです。
そこで、すぐにでも始められるのが食事での養生です。
運動や睡眠、生活習慣を整えていく事も勿論大切なのですが、すぐには難しい事も。
その点、ご飯は毎日食べますものね。
食養生していくために、まず考えていきたいのが、今の体質です。
体質とは、その方のその時の体の状態を言います。
中医学の体質学は、陰陽五行説に基づいて、人の体は精・気・血・津液などの基本物質によって構成されていると考えます。
精(生長、発育などの生命エネルギーの源)・気(元気の元となるエネルギー)・血(血液、営養を含む)・津液(体に必要な水分、体液)が過不足なく体を巡り、良いバランスでいる状態が、体が健やかであるという考え方です。
どれか1つでも不足したり、滞ったりするとバランスが崩れ、体調不良が起こります。
精は先天の精と後天の精があります。
先天の精は、生まれた時両親から受け継いだものですが、後天の精は食事や運動などの自己管理で後から補充されるものです。
気、血、水も食事が大きく影響を及ぼします。
勿論、食事だけでなく、季節や仕事などのストレス、病気、老化の影響もありますが、そこは自分ではどうしようもない事も。
毎日の食事を通して、少しずつ自分の体質を改善していければ、と考えています。
では、体質改善のための食事とは、どうすればいいのでしょう?
まずは、自分の体質を把握することが大切です。そもそも自分の体質を把握していないと、よりバランスを崩す事にもなりかねません。
私も自分の体質をもう一度見直そうと思い、私も復習しながら考えてみようと思います。
読んでいただきありがとうございました。
皆さんの養生の参考になれば嬉しいです。
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