こんにちは。
今日7月2日は半夏生と呼ばれる日です。
半夏生とは、農家が田植えを終える目安にしていた日で、仕事の労をねぎらう風習の事です。
田植えをした稲の根が根付くようにと、願いをこめて、八本足のタコを食べるようになったようです。
他にも鯖や、餅など、その地方によって違いますが、田植えを終えての労いや、豊作の願いを込めてなどの風習があるようです。
名前の由来の半夏生は、半夏という植物のはえる時期、または、半夏生というドクダミ科の植物が、半分白くなり、化粧をしたようになる時期という説もあるようです。
ドクダミ科の半夏生は馴染みがないのですが、半夏(カラスビシャク)は漢方薬に良く使われる生薬です。
半夏厚朴湯、半夏瀉心湯、半夏白朮天麻湯が良く使われます。
半夏厚朴湯は、以前喉に何か詰まった感じがする、の時に紹介しました。
半夏瀉心湯はストレスなど原因で、お腹がゴロゴロして、下痢しやすい時や、口内炎があるような時に使われます。
半夏白朮天麻湯は、お腹が弱い場合が多い方で、めまいや頭が重い、食欲がでないようなときに使われます。
暦を調べてみると、季節の移ろいや、それぞれの出来事を感じることができますね。
読んでいただきありがとうございました。
コメント