こんにちは。
知り合いにプラムをいただきました。
庭に植えてある木に、たくさん実をつけたそうです。
薬膳の辞典にはプラムが載っていないので、調べてみました。
プラムはすももの別名のようです。
大きくわけると、プラムに代表される「日本すもも」と、プルーンに代表される「西洋すもも」があるのだそう。
プルーンはドライフルーツのイメージが強いですが、最近は生のものもたまに見かけます。
すももは李と書きます。
「李」の文字で「李下に冠を正さず」ということわざを思い出しました。
すももの木の下で冠を直そうとすると、すももを盗もうと誤解されるから避けるべきである。=誤解される紛らわしい行為をするな。という意味です。
昔からすももは親しまれてきた果物なんですね。
さて、すももの旬はちょうど今ころ。働きも今の時期にぴったりなんです。
利水滲湿類に分類され、余分な熱と水をさばいてくれます。
薬膳では、浮腫みやすい時、体が水分不足で熱っぽい時、口が乾いている時、消化不良を起こしている時などに利用されます。
そのまま生で食べてもよし、ジャムなどに加工しても美味しいです。
冷えが強い方は、食べすぎに気を付けてください。
読んでいただきありがとうございました。
皆さんの養生の参考になれば嬉しいです。
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