こんにちは。
連休も終わり、4月からの新しい生活にも慣れ始め、そろそろ疲れが溜まり始める時期です。
気温の変化も大きいですし、体中ストレスいっぱい、という方もいるのではないでしょうか。
皆さんご存じの通り、ストレスを溜めてしまう事で、あらゆる病気の引き金になることがあります。
元気が出ない、うつうつとする、または怒りっぽくなる、胃腸の調子が悪くなったり、頭痛やめまい、咳が出る。
このような状態になる前に、上手に発散したいものです。
発散方法は人により違います。
歌が好きならカラオケに行ったり、車通勤の方は車の中で思いっきり歌うのもいいですね。
おしゃべりが好きな方なら、気の置けない家族や友人と美味しいランチをしながら、時間を忘れておしゃべりする。
本が好きなら、好きな飲み物を横において、ひたすら読む。
映画が好きなら感動する映画をみて、思いっきり笑ったり、泣いたり。
スポーツもいいですね。
ただ、その気力もわかないという場合は、まずは呼吸を深くするようにしてみてください。
中医学では、ストレスが原因で「気」が動かない状態を「気滞」と言います。
「気」は常に動いていることが正常な状態です。
それが動かなくなると、当然障害が起こります。
肺は気の動きを調節する臓です。深呼吸をする事で気が動きやすくなります。
例えば、イライラして急にカッとしてしまう時。
何だかわからないけど、涙がこぼれてしまう時。
無性に不安にかられる時。
そんな時はまずは一呼吸。
息を吐き切り、そして鼻からゆっくりと肺いっぱいに息を吸い込みます。それから時間をさらにかけて、口から息をゆっくり吐く。
これだけでも少し気分が落ち着くはずです。
目を閉じて数回深呼吸すると、更に効果的です。
出来ればストレスは溜めたくないですが、なかなか現代社会では難しい。
自分に合った方法で対処していきましょう。
読んでいただきありがとうございました。
皆さんの養生の参考になれば嬉しいです。
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